第一三共(4568) 企業分析

事業内容

がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業を標榜。17/3期は日本市場の医療用医薬品の売上収益において国内No.1。

 16年3月に発表した中期経営計画では、2025年ビジョンとして「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を掲げ、がんを中心としたイノベーティブ医薬品(新薬)事業をコア事業と位置づけ、アンメットニーズの高い疾患に対して標準治療を変革する革新的な製品をもつグローバル企業に転換するとした。

セグメント売上高

<売上構成>(18/3期連結、外部顧客への売上収益): 医療用医薬品92%、ヘルスケア8%。その他1%未満。

2018年度 第3四半期累計実績 売上収益(億円) 前期比
日本 国内医薬+ワクチン 3,957 -5.4%
第一三共ヘルスケア 529 -6.5%
合計 4,486 -5.5%
北米 第一三共 Inc. 286 -55.4%
アメリカン・リージェント Inc. 901 12.8%
合計 1187 -17.6%
欧州 第一三共ヨーロッパ 660 13.4%
アジア/中南米 ASCA 631 7.5%
合計 6,964 ‐5.3%

業績予測

決算期 売上高 営業益 利益率 経常益 純利益 EPS 1株配
2015.03 919,372 74,422 8.1% 79,936 322,119 457.6 60
 2016.03 986,446 130,412 13.2% 122,388 82,282 119.4 70
2017.03 955,124 88,929 9.3% 87,788 53,466 79.6 70
2018.03 960,195 76,282 7.9% 81,021 60,282 91.3 70
予2019.03 910,000 78,000 8.6% 78,000 55,000 84.9 70
前期比 -5.2% 2.3%   -3.7% -8.8% -7.0%  

売上高、経常益、経常益、純利益の単位は「百万円」

参考資料

・2018年度第3四半期 決算補足資料

・2018年度第3四半期 決算説明会資料