サイバーコム (3852) 株式分析

 

事業内容

 制御や業務分野などのソフトウェア開発やSIサービスを手がける富士ソフトグループ。中核事業であるソフトウェア開発事業は「通信」をキーワードとしたソフトウェアの開発を得意としている。サービス偉業においては、第5世代移動通信(5G)の基地局検証案件については堅調に推移している。

業績予測

・通期業績

決算期 売上高 前年比 営業益 前年比 利益率 経常益 前年比 純利益 前年比 EPS
2016.03   8,876   505   5.7% 522   344   42.9
2017.03   9,744 9.8% 535 5.9% 5.5% 563 7.9% 391 13.7% 48.8
2017.12   8,131 -16.6% 444 -17.0% 5.5% 453 -19.5% 318 -18.7% 39.7
2018.12   12,072 48.5% 608 36.9% 5.0% 616 36.0% 418 31.4% 52.2
予2019.12   13,000 7.7% 650 6.9% 5.0% 650 5.5% 433 3.6% 54

売上高、営業益、経常益、純利益の単位は「百万円」

 

・2019年12月期決算 進捗率

2019.12   売上高 進捗率 営業益 進捗率 利益率 経常益 進捗率 純利益 進捗率 EPS
1Q 3,338 25.7% 265 40.8% 7.9% 266 40.9% 183 42.3% 22.83

売上高、営業益、経常益、純利益の単位は「百万円」

セグメント分析

・事業別業績推移

事業別業績推移 ソフトウェ ア 開発事業 サービス事業  その他 小計 調整額 合計
2017.12 売上高 6,501,784 1,584,657 45,236 8,131,679 8,131,679
営業利益 859,515 255,399 23,481 1,138,396 -694,157 444,239
利益率 13.2% 16.1% 51.9% 14.0% 5.5%
構成比 80% 19% 1% 100% 100%
2018.12 売上高 9,859,091 2,151,861 61,155 12,072,108 12,072,108
前年比 51.6% 35.8% 35.2% 48.5% 48.5%
営業利益 1,313,851 300,323 14,766 1,628,942 -1,020,114 608,827
前年比 52.9% 17.6% -37.1% 43.1% 47.0% 37.0%
利益率 13.3% 14.0% 24.1% 13.5% 5.0%
構成比 82% 18% 1% 100% 100%

売上高、営業益の単位は「千円」

<ソフトウェア開発事業>

 通信ソフトウェア開発はネットワークシステムにおける通信機能の開発、通信規格リプレース対応案件等の増加 により好調な推移となっており、 また、制御ソフトウェア開発については、前年度から引き続きECU(Electronic Control Unit)関連等の車載 システム開発案件、半導体製造装置システム開発案件により堅調な推移となっています。業務ソフトウェア開発につきましても、生保向けシステムの大型案件に加え、企業向け業務システム、公共向け システム、医療関連システム、エネルギー関連システム、流通関連システム等の開発案件が好調に推移しています。

<サービス事業>

 SIサービスにおいては、社会インフラ及び金融系を中心とした仮想化、クラウドへの移行案件、サイバーセキュリティ対策案件やネットワーク構築案件が好調に推移しており、第5 世代移動通信(5G)の基地局検証案件については堅調に推移しています。

参考資料

・2019年12月期 第1四半期決算短信

・2018年12月期 決算短信