米アルファベット、売上高予想を上回るも上場以来初の減収減益。

 米Alphabetは7月30日に第2四半期(4~6月)の決算を発表した。20年度第2四半期決算では、売上高が前年同期比1.7%減の382億9700万ドルとなり、アナリスト予想の373億6000万ドルを上回った。営業利益が30.5%減の63億8300万ドル、純利益が30.0%減の69億5900万ドル、売上高営業利益率は前年同期23.6%→16.7%に悪化した。

 コロナウイルス感染拡大の影響により、主力のGoogle サーチ・その他部門が前年同期比9.8%減収となり、Youtube 広告は5.8%増収となった。一方、クラウド事業であるGoogleクラウドが43.2%増収とな顕著に推移している。