概要
通信分野の世界シェアは25%。世界中の無線通信関連企業を顧客に持つ電子計測機器メーカー。 通信ネットワークの品質管理に⽋かせないテスト機器に強みを持ち、5G通信の規格整備、通信ネットワーク構築といったインフラ投資の初期段階に必要な品質テストでの恩恵大。自前の半導体工場を持っている点が大きな強みであり、計測器のコア部品を自分で作れるメーカーは少ない。
業績予測
通期業績 (百万ドル)
2019年10月期決算では、売上高が前年比11.0%増の43億300万ドル、営業利益が71憶100万ドルに黒字転換となり、売上高営業利益率は前年‐10.2%→16.5%に大幅に改善しました。
決算期 売上高 営業益 純利益 利益率
2017.10 3,189 239 102 7.5%
2018.10 3,878 -394 165 -10.2%
2019.10 4,303 711 621 16.5%
前年比 11.0% 黒転 276.4% -
四半期業績(百万USD)
第2四半期決算では、売上高が前年同期比17.9%減の8億9500万ドル、営業利益が44.9%減の1億200万ドル、売上高営業利益率は前年同期17.0%→11.4%に悪化しました。
決算期 売上高 営業益 純利益 利益率
19.Q2 1,090 185 153 17.0%
19.Q3 1,087 197 159 18.1%
19.Q4 1,120 208 195 18.6%
20.Q1 1,095 203 163 18.5%
20.Q2 895 102 71 11.4%
前年同期比 -17.9% -44.9% -53.6% -
セグメント情報
事業別売上構成(2019.10)
事業別売上構成は、コミュニケーション(CSG)が73.7%、エレクトロニック・インダストリアル(EISG)が26.3%となっています。
事業別業績推移(百万ドル)
第2四半期決算では、主力のコミュニケーションの売上高が前年同期比17.8%減収、エレクトロニック・インダストリアルが19.1%減収となりました。
セグメント 19.Q2 19.Q3 19.Q4 20.Q1 20.Q2 前年同期比
コミュニケーション 794 793 838 818 653 -17.8%
エレクトロニック・インダストリアル 299 295 284 277 242 -19.1%
合計 1,093 1,088 1,122 1,095 895 -
コミュニケーション(CSG)
セグメント 19.Q2 19.Q3 19.Q4 20.Q1 20.Q2 前年同期比
売上高 794 793 838 818 653 -17.8%
営業益 190 192 211 201 114 -40.0%
利益率 23.9% 24.2% 25.2% 24.6% 17.5% -27.0%
エレクトロニック・インダストリアル(EISG)
セグメント 19.Q2 19.Q3 19.Q4 20.Q1 20.Q2 前年同期比
売上高 299 295 284 277 242 -19.1%
営業益 78 83 79 73 59 -24.4%
利益率 26.1% 28.1% 27.8% 26.4% 24.4% -
地域別売上構成 (2019.10)
地域別売上構成は、アメリカが40.1%、アジア太平洋が43.3%、EUが16.6%となっています。
地域別売上高推移(単位:百万ドル)
第2四半期決算での地域別売上高は、アメリカが前年同期比22.5%減収、アジア太平洋が13.8%減収、欧州が19.4%減収となりました。
事業 19.Q2 19.Q3 19.Q4 20.Q1 20.Q2 前年同期比
アメリカ 426 444 454 447 330 -22.5%
アジア太平洋 487 462 495 462 420 -13.8%
欧州 180 182 173 186 145 -19.4%
合計 1,093 1,088 1,122 1,095 895 -18.1%
企業サイト
https://investor.keysight.com/financial-information/quarterly-reports/default.aspx
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