スクエア (SQ) 2020年度 第3四半期 (Q3) 決算 まとめ


基本情報チャート


概要

 ICカードリーダーを用いた決済サービス「スクエア」を手掛けるモバイル決済大手。個人間決済サービスCashApp、フードデリバリーのCaviar、事業資金前貸しサービスのSquareキャピタル、即時送金のインスタント・デポジットサービスなどもにも注目が集まり、同社アプリを通じてビットコインの購入も可能。 

業績推移

通期業績(千ドル)

 2019年度12月期の売上高は、前年比42.9%増の47億1350万ドル、営業利益は3億7544万ドルに黒字転換し、売上高営業利益率が前年同期-1.1%→0.6%に改善しました。

決算期売上高営業益純利益EPS利益率
2017.122,214,253-54,206-62,813-0.17-2.4%
2018.123,298,177-36,614-38,453-0.09-1.1%
2019.124,713,50026,557375,4460.810.6%
前年比42.9%-172.5%-1076.4%-1000.0%-

四半期業績(千ドル)

 第3四半期決算では、売上高が前年同期比139.6%増の30億3387万ドル、営業利益が53.7%増の4934万ドル、純利益が24.2%増の3651万ドルとなり、売上高営業利益率が前年同期2.5%→1.6%に悪化しました。

業績推移利益率

四半期売上高営業益純利益EPS利益率
19.Q31,266,47432,09429,3970.062.5%
19.Q41,313,42917,348390,9400.831.3%
20.Q11,381,109-90,288-105,891-0.24-6.5%
20.Q21,923,625-23,052-11,478-0.03-1.2%
20.Q33,033,87449,34236,5150.071.6%
前年同期比139.6%53.7%24.2%16.7%-

セグメント情報

売上構成(2019.12)

 売上構成は、決済処理収入が65.4%、サブスクリプション・サービスが21.9%、ハードウェア販売が1.8%、ビットコイン販売が11.0%となっています。

事業別業績推移(千ドル)

 第3四半期決算では、決済処理収入が前年同期比13.3%増収となり、サブスクリプション・サービスが59.9%増収、ハードウェア販売が25.4%増収、ビットコイン販売が1001.8%増収となりました。

セグメント19.Q319.Q420.Q120.Q220.Q3前年同期比
決済処理収入816,622832,180758,101682,572925,29413.3%
サブスクリプション・サービス279,801281,415296,235346,275447,52259.9%
ハードウェア販売21,76622,26720,67519,32227,29425.4%
ビットコイン販売148,285177,567306,098875,4561,633,7641001.8%
合計1,266,4741,313,4291,381,1091,923,6253,033,874139.6%

地域別売上構成(2019.12)

 地域別売上構成は、米国が94.9%、海外が5.1%となっています。

地域別業績推移(千ドル)

8月6日時点で20年度第2四半期のデータが公表されていないため、前期までのデータを掲載。

 第1四半期決算では、主力の米国市場の売上高が前年同期比43.6%増収となり、海外が51.0%増収となりました。

地域19.Q119.Q219.Q319.Q420.Q1前年同期比
米国914,6561,119,0391,200,4881,238,2901,313,58643.6%
海外44,70355,19965,98675,13967,52351.0%
合計959,3591,174,2381,266,4741,313,4291,381,10944.0%

企業サイト

https://squareup.com/us/en/about/investors

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