クアルコム (QCOM) 2020年度第3四半期(Q3) 決算 まとめ


基本情報チャート


概要

 QCT(CDMA技術)事業では、CDMA用半導体が主力であり、その技術を生かし集積回路およびソフトウエアを開発している。QTL(テクノロジーライセンシング)では、数多くの特許からくるロイヤリティーが収益源となっている。

業績予測

通期業績(百万ドル)

 2019年9月期決算では、売上高が前年比6.8%増の242億7300万ドル、営業利益が933.3%増の76億6700万ドル、純利益が43億8600万ドルに黒字転換し、売上高営業利益率は前年3.3%→31.6%に大幅改善しました。

決算期売上高営業益純利益EPS利益率
2017.0922,2912,6142,4661.6411.7%
2018.0922,732742-4,864-3.393.3%
2019.0924,2737,6674,3863.5931.6%
前年比6.8%933.3%黒転黒転-

四半期業績(百万ドル)

 20年度第3四半期決算では、売上高が前年同期比449.2%減の48億9300万ドル、営業利益は85.3%減の7億8200万ドル、純利益は60.7%減の8億4500万ドルとなり、売上高営業利益率は前年同期55.2%→16.0%に悪化しました。

業績推移利益率

四半期売上高営業益純利益EPS利益率
19.Q39,6355,3172,1491.7555.2%
19.Q44,8147015060.4214.6%
20.Q15,0771,0309250.820.3%
20.Q25,2169914680.4119.0%
20.Q348937828450.7416.0%
前年同期比-49.2%-85.3%-60.7%-57.7%-

セグメント情報

売上構成(2019.09)

売上構成は、QCT(CDMA技術)が75.5%、QTL(テクノロジーライセンシング)が23.7%、QSI(戦略イニシアティブ)が0.8%となっています。

事業別売上推移(単位:百万ドル) 

20年度第3四半期決算での事業別売上高は、QCT(CDMA技術)が前年同期比6.7%増収となり、QTL(テクノロジーライセンシング)が19.2%減収、QSI(戦略イニシアティブ)が83.3%減収となりました。

セグメント19.Q319.Q420.Q120.Q220.Q3前年同期比
QCT3,5673,6113,6184,1003,8076.7%
QTL1,2921,1581,4041,0721,044-19.2%
QSI181020103-83.3%
調整額4,75835353439-99.2%
合計9,6354,8145,0775,2164,893-49.2%

企業サイト

https://investor.qualcomm.com/

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